

作者/新藤悦子
絵/佐竹美保
発行年月/ 2024年4月
発行/理論社
サイズ/A5変型判
ページ数/191ページ
ISBN /978-4-652-20617-1
※新藤悦子さんと佐竹美保さんのダブルサイン入りです。
一つひとつ手書きのため、写真とは異なる場合もございます。
ご了承ください。
【内容紹介】
気がついたら、沙漠の町の前に立っていたラナ。隣にいた男の子ジャミルは「竜に乗って空を飛んできた」と言いますが、ラナは、いつ、どうやって来たのか覚えがありません。
その町は、沙漠のオアシスだったのが、いまでは人には見えない〈蜃気楼の町〉になっていました。竜は、いのちの危険にさらされている子どもを救いだして連れてきていたのです。
故郷から逃げ出そうとしていた自分も、危ないところを助けられたのでしょうか? そうだとしても、これからどうすればいいの? どこへ行けばいいの? どう生きていきたいのか、ラナは自問します。
イランやトルコなどの中近東に造詣の深い著者が、死の危険と隣り合わせの子ども達への思いをこめて綴った、方舟の町を舞台にした物語。
(出版社より)